スーパーカブ90(HA02)のレストア&バーハンカスタム、ボアアップ、4速化がついに終了!
レストア&整備&カスタム中だったスーパーカブが完成
去年の12月に友人からもらってきたカブ90カスタムのレストア&整備&カスタムがついに完了! ついに完成!!
レッグシールドやステッカーが貼られていない、ストリップされた状態がこれ。あんまりカスタム色が強すぎるバイクは好みじゃないので、レッグシールド付きの状態の方がカッコいいと思うんだ。せっかくのカブだから、カブらしいスタイルの方が違和感がないしね。
エンジンは各部整備をして、4速化&97ccにボアアップ済み。エンジン整備については前回のブログを見てね。
ヘッドライトはJILLS PRODUCTS 4.5インチ ベーツライト イエローレンズを予定通り取り付け。ほどよくレトロなデザインがお気に入り。サイドマウントしているメーターは多分リトルカブ50用。メーターなんてなくてもいいんだけれど、ポリ公対策で一応つけておいた。
サイドマウント時のメーターケーブルの長さがいまいちわからなかったので、とりあえず69㎝のダックス用を取り付けたものの少し長い。6Vゴリラ用の60cmか、6Vモンキー等の55㎝のどちらかがベストっぽい。次は60㎝を買って取り付けてみるか。
カブのフロントフォークの隙間やウィンカーマウント部は溶接処理
カブ好き向けにフォークの左右の隙間が無くなっていたり、ウィンカーマウント部分の処理についても書いておこっかな。
フロントフォーク中央部にある隙間がダサくて気になったので、友人のカスタムショップに依頼して、溶接で埋めてもらったんだ。
ウィンカーのマウント部分もノーマルはこんな風になっていて、そのままではウィンカーを固定できない。
ウィンカーを固定するカラーを作ってもらい、フロントフォークに溶接してもらった。
リア側も同様にカラーを溶接してもらったんだけれど、ウィンカーを通す穴の拡大処理は自分でやった。このカブ、溶接と塗装、配線処理以外は全部自分でやったのさ。
そんな工夫もあって、カウルマウントのウィンカーが違和感がない見た目でカブについているのだ。
バーハンキットはAToRiKAで買ったはず。ヘッドライトやメーターマウントステーもAToRiKAで購入。かゆいところに手が届くパーツを既製品で販売してくれているのは非常に有り難い。AToRiKAさん、あざーす!
シートは中国製の鼻クソみたいなクオリティのモノをとりあえず装備。K&Hがカブ用のシートも作ってくれたらベストなんだけれどなぁ~。
AToRiKAのシートも気になっているんだけれど、次に買うシートは直接見て、触って選びたい。いずれカブに乗って直接見に行こう。
ちなみにシート下のガソリンタンクは丸目のカブ用のモノに交換。カブカスタムはメーターにガソリン残量計があるのでタンク下のガソリン口が1つしかなく、コックにリザーブがない。今のカブはメーターにトリップメーターも残量計もない、リトルカブ用を流用しているのでガソリンタンクも丸目カブ用のモノに交換。これでガソリン残量はタンクで見られるし、リザーブコックもつけてガス欠対策も万全。安心して乗れるようになった。角目のカブカスタムも丸目のカブもガソリンタンク形状は同じでコックさえ付け替えればお互いにタンクは流用できるよ。
フロントフェンダーはカブ90カスタムのノーマルをカッターでカットして塗装。フェンダー固定用ステーはリトルカブのフロントフェンダー用を流用。
どこ製か忘れたハイスロットルキットも装備。ハイスロットルキットをつけたらウィンカーが出しにくくて困る…。
キタコ(KITACO) ハイスロットルセット ビッグキャブレター用 モンキー(MONKEY) ゴリラ ギャグ 901-1013000
で、リトルカブ用のレッグシールドを取り付けて完成! リトルカブ用のレッグシールドは上部を何㎝かカットしてハンドルマウント部分と高さを合わせている。その他、スピードメーターケーブルや配線の通り穴をホールソーで開けたりと少しだけ加工している。
ちなみに、今のカスタム仕様ではフロントカバーを取り付けず、フロントフォークをむき出しにしているので、上から見るとレッグシールドとフロントフォークの間にこんな目立つ隙間ができる。ノーマルのフロントカバーを装備すれば隙間は埋まるけれど、あんまりつけたくないんだよなぁ…。上から見ない限りは目立たない隙間なので、ひとまず今のままで行くことにする。
レッグシールドにこれまで集めてきたステッカーを適当にペタペタ貼り付け。ハーレーやSR用に集めたんだけれど、これまで所有したバイクには結局ステッカーはほとんど貼らなかったのよね。カブはレッグシールドになら貼っていい気がした。
サイドカバーのアクセントにこんなステッカーも張ったけれどね。
で、完成したカブカスタム! 自分から説明しなきゃ、これがもともとは角目のカブ90だとは誰も気づかないだろうな。角目のカブのサイドカバーも捨てちゃったし、角目カブの名残はどこにも残っていないもんね。
友人宅にカブを取りに行った日の写真がこれ。こんなにダサくて、12年放置だった不動車のカブが、こんなにカッコよく、綺麗になったんだねぇ~。
ここまで自分で手を入れたバイクは他にないから、こいつは特別思い入れが深いバイクになるんだろうな。
腰上、腰下OH、ミッション交換後のカブはオイルの汚れ、鉄粉量がすごい
カブOH後の走行距離が90㎞強でまたオイル交換をしてみたら、マグネット付きオイルドレンにこんもりと鉄粉がついていた。OH後20㎞のオイル交換でそれなりに鉄粉が出尽くしたと思っていたけれど、ミッションやら新品で組んだ部品が多いので新車の慣らし運転並みに鉄粉が出るんだろうか。排出したオイルもなかなかメタリックな感じだったので、次も少し早めに、メーター数値で1600kmくらいでオイル交換して、オイル交換時は右カバーを外してオイルストレーナー(オイルフィルター)も掃除することにしよう。
スーパーカブ初心者が整備にチャレンジするのにオススメな書籍
これからカブカスタム、整備にチャレンジする人はこの2冊さえあれば、だいたいのことができるよ!
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コメント一覧
ヴィンテージ感溢れるすばらしいカスタム&レストア。本当に良いもの見せてもらいました。ありがとうございます
めちゃくちゃかっこいい!
僕も早くカスタムしたいです!