ハーレー スポーツスター用ブラスマフラーのインナーサイレンサーを車検対応用に交換

XLCRタイプのサイアミーズエキパイを先日取り付けてもサイレンサーは今までと同じスーパーブラスマフラーなので、マフラー音量はそれほど変化はなかった。でも、今のモーターステージブラスマフラーはインナーサイレンサーの径はたぶん6㎜(4㎜かも)。ギリギリ車検はアウトなインナーサイレンサーが入っているので、これを機会に99dbインナーに交換することにした。

旅とバイクとMINI by ターミー

XLCRタイプのサイアミーズエキパイも少しずつ焼けてきた。ステンレスの焼き色があまり好みじゃないのでヒートガードがあったら付けたいけれど…まぁいいや。

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ブラスマフラーの車検対応インナーサイレンサーには3種類ある

モーターステージの車検用インナーサイレンサーには年式に応じて触媒付き94dbと99db仕様、触媒無しの99dbの3種類がある。ワシのスポーツスターは1997年式なので車検時に排ガス検査は無し。音量だけ99db以内になっていればいいので触媒無しの99インナーをオーダー。ちなみにインナーサイレンサーはスポーツスターorビッグツイン、年式などの違いはない。主要なマフラーに共通で使ってコストが抑えられるようにモーターステージは賢く作っているのだ。

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インナーサイレンサーは内部の穴の径と数で音量が変わる

上の写真が通常のインナーサイレンサーと99dbインナーを並べたモノ。長さは同じだけれど、穴の径と数が違うのがわかる? これに交換したらとりあえず音量的には車検は通るはず。新しいサイアミーズマフラーは脱着が面倒だから、そのままで車検を通したいのよね。今の家は静かな住宅街にあるので周囲にも気を遣いたいってのも今回インナーサイレンサーを交換した理由の1つ。ちなみにインナーサイレンサーの中には蓋がされていて直管ではない。ブラスマフラーをもっと迫力ある音にしたい人は内部の蓋に穴を開けることもある。

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ブラスのカラーを外せばインナーサイレンサーも外れる

ブラスマフラーのインナーサイレンサーの取り外しは簡単。マフラーエンドのブラスのカラーを固定している内部の10㎜のボルトを取り外し、マイナスドライバーでカラーをコンコン叩いて取り外すだけ。ブラスカラーの部分に少し傷が入るけれど…気になる人は薄いマイナスドライバーで優しく叩こう。

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インナーサイレンサーからブラスのカラーを取り外す

ブラスのカラーとインナーサイレンサーが一体になって出てくるので、インナーサイレンサーとブラスカラーも取り外す必要がある。CRCを吹いてゴムのハンマーで周囲をコンコン叩いていけばブラスカラーは簡単に外れたよ。

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インナーサイレンサーとサイレンサーの穴の位置合わせが面倒かも

で、新しいインナーサイレンサーにブラスのカラーを取り付けてサイレンサーに戻せば交換は終了。面倒なのがインナーサイレンサーとサイレンサーのボルトの固定穴を合わせること。穴の位置を合わせるのに何度かやり直すことになると思う。

ブラスマフラー×99dbインナーの音量は純正+α

気になる音量は、純正マフラーの音を忘れたけれど、純正のボリュームが少しだけ大きくなった程度だと思う。いかにもブラスマフラーな音を求める人にはオススメしない。インナーサイレンサーの脱着は簡単だけれど、手が真っ黒に汚れるし、マフラーエンドに少しだけ傷が入るし、そう何度もやりたい作業じゃないかな。