ミニクーパーSにルーフキャリアを自分で取り付けてみた

ミニクーパーSにルーフキャリアを自分で取り付けてみた

第2世代ミニクーパーS(R56)にINNO(イノー)ルーフキャリアをDIYで取り付け

2010年式ミニクーパーSも走行距離が8万㎞を超え、次の車検でミニを買い替えるかどうかで悩んでいたけれど、次の車検も通すことにした。今のミニのサイズで、そこそこパワーがあって、デザインも好みって車が他にないもんね。一時、スズキのイグニスを考えたけれど、ディーラーで現車を見て「やっぱりミニの方がいいなぁ…」と実感。

現行のミニ3ドアハッチバック(F56)もミッションが8速化されたり、ディーゼルが追加されたりと良くなっていて、中古価格もこなれてきたけれど、今の第2世代(R56)から乗り換えたいほどではない。今のミニクーパーSは8万㎞を超えても燃費は12km/Lを切らないし…。現行のミニも好きだけれど、今のミニクーパーSに愛着があるので手放す気になれないってだけかもしれない。

取り付け準備:ミニクーパーSのドアバイザー(ルーフバイザー)を取り外し

ミニクーパーSのドアバイザー(ルーフバイザー)を取り外し
ドアバイザーをつけたままでも取り付けできたかもしれないけれど(未確認)、クルマの中で普通のタバコを吸わなくなり、あまり価値を感じなくなったのでドアバイザーを取り外すことにした。走行中に窓を開けたときの雨の侵入も防いでくれるメリットもあるんだけれど、これがついていると意外と洗車がしづらいのさ。ドアバイザーは数ヶ所のクリップと両面テープで接着されているだけなので、クリップを外しながらマイナスドライバーでめくっていくとすぐに外れる。

ドアバイザーを取り外した粘着テープの跡
ドアバイザーを取り外すと粘着テープの跡がどうしても残る。粘着テープの跡はバイクのステッカー剥がしにつかっている、ロックタイトの「シール剥がしプレミアム」で処理。そこそこ綺麗に取れる。

ルーフキャリア取り付け1:取付フックをミニクーパーSのルーフモール裏に引っ掛ける

取付フックをミニクーパーSのルーフモール裏に引っ掛ける
最初に作業するのはミニクーパーSのルーフモール裏に取付フックを左右2つずつ引っ掛ける作業。どの位置に取り付けるのかは付属の説明書に書かれている。フロントウィンドー最後部から何㎝と決められているらしい。ルーフキャリアの重量バランスを考えて、決められているんだろうね。フックの取り付けはルーフモールにを付属の薄いシートを差し込んでフックを突っ込むだけ。非常に簡単。

取り付けフックの品番は第2世代ミニ3ドアはK456、第1世代ミニ3ドア(R50、R53)はK118。第3世代(F56)は適合無しで、第3世代ミニ5ドアはK463を購入すればいい。INNOのルーフキャリアはメーカーと車種によって取り付けフックとその上に載せるバーに品番指定があるよ。ミニに適合するのは
・第2世代までのミニ3ドア
・ミニファイブドア(F55)
・ミニクロスオーバー、ペースマン
だけみたいだね。

ルーフキャリア取り付け2:取付フックにベースステーを取り付けて、バーを固定

取付フックにベースステーを取り付けて、バーを固定
ベースステーは「INSUT ルーフオンタイプ スクエアベースステー」というタイプ。このベースステーはどのミニでも同じタイプのものを使用するよ。取り付けるバーはINB117という品番のもの。作業の際はベースステーにバーを先に固定して、それからルーフに上げた方が作業しやすい。注意点はバーの中心部からベースステーまでの長さが指定されているので、バーの中心部分に付属のシールを張るか、マジックなどで印をつけていてベースステーの位置を間違えないようにすること。これも重量バランスのために指定されているんだと思う。あ、あとバーの上下を間違えないようにね。ルーフキャリアと接する上側はすべりにくいように溝がついているよ。


最後にベースステーを鍵でロック
ベースステーとバーをルーフに取り付けて、取り付け位置の微調整が済んだら、ベースステー付属の鍵をかける。ルーフキャリアが盗まれることがあるのかは知らないけれど、よく考えられている製品だね、これ。

ルーフキャリア取り付け3:バーにアルミ製のラックを固定

バーにアルミ製のラックを固定
最後に同じINNOブランドの「エアロラック シェイパー80(INNO IN568 AERORACK SHAPER 80)」を取り付けて作業終了。エアロラックにはいくつかのサイズがあったけれど、ミニ3ドアのルーフサイズにピッタリなのはシェイパー80だった(全長1,185×全幅830×全高75mm )。


このアルミ製のラックはバラバラの状態で送られてくるので組み立てが必要。バーに取り付ける際はラックとバーを金具で固定するんだけれど、固定前に金具をラック裏のレールに先に入れておくと作業しやすい。バーの上にラックを載せてからだと、金具を入れられないかも。

取り付け完了:ミニにルーフキャリアはダサいけれど実用性抜群

ラックはつけっぱなし
ラックは使用するときだけ取り付けようかと思っていたけれど、バーだけの状態だと違和感があったのでつけっぱなしにしておくことにした。脱着は難しくはないけれど、荷物満載のお出かけ時にラックの取り付けの手間は面倒だからね。

このルーフキャリアの積載重量は最大30kg。そこまで重い物は載せられないけれど、トランクに収まりきらなかった帰省時の荷物やキャンプ用のアウトドアグッズ(椅子とかカーゴとか)の収納がこれで楽になる! ルーフキャリアに載せた荷物の固定にはINNOの「バゲッジネット M」を購入したよ。


ミニ用のルーフキャリアは純正もあるし、他のメーカー製もあるけれど、INNOを選んだのは単に手頃な価格だったから。デザインに好みもあるだろうから、好きなものを選べばいいと思うよ。